生協浮間診療所実習感想文2(Mさん)

都内5年生

実習期間1日

 

診療所からの往診が最も印象に残っています。病院からご自宅へ帰った患者さんがどのように過ごされているのかを見た経験が全くなかったので、病院ではいかに病気しか見ていなかったか、病気が治ったからといってそれが即健康な生活につながる訳ではない、ということを強く感じました。また、普通のお家の中に病気の方が寝ている光景を初めて見て、町の中に患者さんはたくさんいらして、医療を必要としていることを知ることができました。全てが大学病院で行われている医療と全く異なるように感じられ、大変強いカルチャーショックを受けました。患者さんの幅広いニーズを知れたことが、今回の実習の最大の収穫です。

 また藤沼先生の医学教育のお話は、自分が受けている教育について考え直す契機となり、研修に求めるものが自分の中ではっきりしてきました。